2012年3月30日金曜日

ひざを伸展せずに走る

2012/3/29 7:00 日本経済新聞

男子マラソンの世界記録保持者のパトリック・マカウ(ケニア)らは前足部から着地しているので、ゴールまでほとんど踵(かかと)を着いていないという。高校駅伝のスピードランナーでもそうらしい。股関節を使って脚を動かすトップ級の選手は、ひざを伸展せずに脚を上げ下げして走り続けているという。

2012年3月29日木曜日

化学療法で生理が止まってしまった後にLH-RHを使うかどうか 2

若年性、抗がん剤で閉経の可能性のホルモン強陽性タイプの治療について

こんにちは。
術前抗がん剤治療後、温存手術をし病理の結果、PgRが90%、Erが75%のホルモン強陽性でした。

主治医は抗がん剤により人工的に閉経しているので、タモキシフェン内服のみで良いとのことで現在はLH-RHアゴニスト製剤の注射はしていません。

ホルモン陽性で閉経前(抗がん剤で閉経したかどうかも分からない場合も)であれば通常LH-RHアゴニスト製剤(2年間注射)+タモキシフェン(5年間内服)をするのが標準治療と読み、不安に思っています。

私の様な場合、LH-RHアゴニスト製剤の注射の治療を追加して貰うべきでしょうか?

私の場合、乳がんを患うには少し若い年齢で、子供もおりませんが、ホルモン強陽性な為、子供を持つ事は泣く泣く諦めております。
|都道府県:東京都 |掲載日時:2012/03/06

Re:
化学療法後に、タモキシフェンに加えてLH-RHアゴニストを用いるかどうかというご質問ですが、結論から申し上げると、こちらが絶対というのはありません。

医学において、ある治療法の発展は、臨床試験、その中でも前向き比較試験というものを通じて行われます。患者さんをAという治療法、Bという治療法に無作為にグループわけして、どちらの患者さんのグループの治療成績がよかったか、という評価が行われるのです。

どちらが絶対というのがない、というのは、今のたま様のお悩みにお答えしうる、(化学療法+タモキシフェン)と(化学療法+タモキシフェン+LH-RHアゴニスト)を直接比較する臨床試験は今まで行われていないのです。

ただ、情報がないわけではありません。乳癌は世界的にも患者さんの多いご病気ですので、沢山の類似しながらも少しずつ異なる比較臨床試験が行われます。これら複数の臨床試験に参加された患者さんを、行われた治療法別に大まかなグループ分けをして、統合解析するような手法があって、メタアナリシスと呼びます。そのメタアナリシスによると、(化学療法+タモキシフェン)が行われた患者さんと、(化学療法+タモキシフェン+LH-RHアゴニスト)が行われた患者さんの治療成績(再発、乳癌による死亡)には差がありませんでした。ただし、それにタモキシフェンをしなかった患者さんを含めた解析、つまり、(化学療法+/-タモキシフェン)と、(化学療法+/-タモキシフェン+LH-RHアナログ)を比較した場合、LH-RHアナログを用いたほうがやや治療成績がよい、という結果でした。さらに年齢別にみてみると、40歳以下のグループでは、41歳以上のグループよりLH-RHアナログを加えることでの治療成績の改善が顕著である、という結果でした。これは、化学療法で完全に閉経してしまいやすい41歳以上であれば、(閉経状態を作る薬である)LH-RHアナログの意義は相対的に少ないのだろう、と言う風に理解されています。

ただし、繰り返しになりますが、化学療法+/-タモキシフェンとの比較ですので、タモキシフェンを使ってさえいれば、LH-RHアナログは不要、である可能性も含みます。

このような状況ですので、たま様のような状況での治療法は、施設間、主治医の考え方で分かれるところではあると思います。ちなみに、我々の施設では、上記のことから、40歳以下であれば、化学療法で月経が止まっていても、タモキシフェン+LH-RHアナログを使うことが多いです。また、41歳以上の方に関しては、化学療法で月経が止まっている方の場合は、月経が再開した場合に、LH-RHアナログを加える、という方針をとることが多いです。

ご年齢は書いてくださっていなかったので、何とも言えませんが、参考にしていただければと思います。また、月経が再開された場合には、主治医の先生に知らせることをお勧めします。

お子様に関してですが、やはり今後卵巣機能が回復するということが、条件にはなってきます。聞かれていると思いますが、タモキシフェンは自然流産、先天異常の原因になりうるとされていますので、タモキシフェン内服中は妊娠をさけていただく必要があります。
|都道府県:兵庫県 |掲載日時:2012/03/10

Re:
ご丁寧な回答を頂き、誠にありがとうございました。

私は現在35歳です。

主治医からは月経が来たら、注射は考えましょうと言われています。再発が一番の心配事ですので、次回の診察時に打診してみようと考えています。

現在放射線注射中で中々ネットをする余裕が無く、お返事が遅くなり申し訳ありません。
|都道府県:東京都 |掲載日時:2012/03/27

Re:
混乱させてしまうかもしれませんが、私は、プラクティスで、化学療法後月経が再開した患者についてLHRHAを上乗せするということが行われていることを憂慮しています。(たまさんは、「標準治療」とされているとおっしゃいましたが、どんな情報源からその情報を得ましたか?)

向原先生のおっしゃるように、化学療法後tamoxifen内服中の患者にLHRHAを追加することの意義を直接示したデータはありません。向原先生の引用されているECOGの試験は直接LHRHAの上乗せを検証していません。(化学療法vs 化学療法+LHRHA vs化学療法+LHRHA+tamoxifenの3群比較であって、現在の標準治療である化学療法+tamoxifenと化学療法+tamoxifen+LHRHが比較されているわけではないからです。これは臨床試験で検討中です)。

EBCTCGのメタアナリシスでも若年層でOvarian ablation (卵巣摘出)(≠LHRHAによるovarian suppression)後改善に寄与することが示唆されておりますが、これをLHRHAにおきかえて解釈することはできません。

前向き臨床試験のレトロスペクティブなデータでは、化学療法後の一時的閉経(4ヶ月とか半年)(≠恒久的無月経)が得られている患者は、そうでない患者に比べ予後が良いことが示唆されています。

以上より化学療法後に月経が再開した時にLHRHAの追加することは、実際どのくらいの期間実施してもよいかわからないですし、「推奨されない」のではないかと思います。100歩譲って、もしECOGの試験の結果を信じるのであれば、ECOGの試験どおりに、術後薬物療法計画時に最初から化学療法+LHRHA5年+tamoxifen5年と予定すべきと思います。

昨年11月にASCOのガイドラインでも、LHRHAによる卵巣機能抑制を、Ovarian Ablationと同等に扱うことに警鐘を鳴らしており、LHRHAは用いるべきでない、というスタンスです。

http://www.asco.org/ASCOv2/Practice+%26+Guidelines/Guidelines/
Clinical+Practice+Guidelines/American+Society+of+Clinical+Oncology+Endorsement+
of+the+Cancer+Care+Ontario+Practice+Guideline+on+Adjuvant+Ovarian+Ablation+in
+the+Treatment+of+Premenopausal+Women+with+Early+Stage+Invasive+Breast+Cancer
(※URLをすべてコピーしてブラウザのアドレス欄に入力し見てください。)

サブタイプの考え方が定着し、腫瘍径やリンパ節転移の状況など、古典的な予後因子が見過ごされています。術後薬物療法は、base-lineの再発リスク, 薬物療法による絶対的なリスク低減率(100人治療したときに何人が救われるのか)の大きさ、治療によるデメリットによって話し合われるべきで、ER, PGRが強陽性だからということはLHRHAの上乗せをする根拠として不十分だと思います。

医療者の側が、サブタイプにとらわれて、あるいは、エビデンスを十分吟味せずに、患者を「月経恐怖症」に陥るような発言をしていないか、という点がずっとずっと気になっています。
|都道府県:東京都 |掲載日時:2012/03/28

がんや循環器病の先進治療 美濃加茂、県研究所跡地に病院

2012年3月15日

美濃加茂市古井町の木沢記念病院が、同市蜂屋町の県生物工学研究所跡地に、がんと循環器病を核とした最先端医療を行う新病院の建設を構想していることが分かった。2016年ごろの完成を予定し、将来的には看護大学や福祉施設の建設も視野に入れ、地域医療、福祉の拠点化を目指す。

跡地は市中心部に近い高台の約8・5ヘクタールで、県が2010年に行財政改革の一環で施設を閉鎖。市は県から土地を買い取り、13年度中にも病院に転売する方針で、買い取り額を協議している。病院を運営する社会医療法人と市は今月8日、病院を売却先とする協定を締結した。

山田實紘理事長によると、新病院では心臓病や脳卒中などの循環器病とがんを専門に、臨床と研究の機能を備える高度医療センターを目指し、救急部門を設ける。コミュニティーホールのほか、喫茶店やコンビニ店など商業施設も誘致する。

将来的には、病院の関連法人が運営する専門学校を改編した形での看護大学の開校、高齢者福祉施設の整備なども構想。現在の病院施設は、療養型や回復期リハビリの病棟として、病床数や外来の規模を縮小して存続する。

市は農地法に基づく農地転用許可を受けるため国と事前協議を進めており、許可に必要な造成のため、新年度予算案に測量設計費など3000万円を計上している。取得や造成にかかった費用を病院への売却額とする方針。

山田理事長は「いつでも安心してかかれる医療体制を願う地域の声を踏まえて構想した。療養型病床の確保など、これまでの課題も解消していきたい」と話している。

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跡地は市中心部に近い高台の約8.5ヘクタールで、県が2010年に行財政改革の一環で施設を閉鎖。

施設の概要: 植物、昆虫、微生物等生物資材を活用したバイオテクノロジー。試験・研究施設 > 養蚕試験場
開設年: 1990~2010年

2012年3月27日火曜日

愛知県、ベトナムから医師受け入れ がんセンターで研修

2012/3/27 2:04

愛知県は26日までに、医療関係者の研修に関する協定をベトナムと結ぶ方針を固めた。同国の医師らを愛知県がんセンターで受け入れ、最先端のがん手術の技術や治療方法を研修してもらう。受け入れ人数や期間、研修の内容などは今後詰める。

大村秀章知事が4月、同県知事として初めてベトナムを訪問するのにあわせ、協定を締結する。医療面での交流を通じ、愛知県と同国の友好関係を強化する。

がんセンターはがんの専門施設として、中央病院(名古屋市)と併設の研究所、愛知病院(岡崎市)などの施設があり、最先端の研究や治療を続けている。がん専門医や研究者の養成にも力を入れており、現在も中国や韓国など3~4カ国から毎年医師の研修を受け入れている。

2012年3月26日月曜日

辛い・・・


ホットフラッシュ

手指のこわばり
左手の人差し指の付け根が腫れてる(2月半ば頃~)

肩が回らない・腕が上がらない(五十肩!)

目がかすむ

短期記憶の衰え
憂鬱な気持ち

・・・・・でも
薬が効いてる証拠でもある
頑張ろう!

2012年3月21日水曜日

RUN TOGETHER NIKE+ 参加証

体幹の筋肉に喝

脚で走らず、カラダで走る。カラダを支える体幹の筋肉を鍛えよう。マラソンランナーにとって何より大切なのは、42.195kmの長距離をずっと正しいフォームで走っていられること。それに必要なのは脚の筋肉よりカラダを支える体幹(背中やお腹)の筋肉だ。 →補強トレーニング術

2012年3月20日火曜日

2012年3月18日日曜日

肺がん治療薬イレッサ 2週間でがん細胞がほぼ消滅した例も

NEWSポストセブン3月18日(日)16時1分

日本人のがん死亡原因の第1位は肺がんで、毎年7万人近くが亡くなっている。肺がんには小細胞がん、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんの4種類があるが、2000年代に入っても小細胞がんと、それ以外の非小細胞がんの2つに分類することだけで治療法が決定されていた。

1980年代以降、分子生物学が発達し、がん細胞の増殖や転移に関係する遺伝子の解明が進み、その働きを抑制する新しいタイプの抗がん剤である分子標的薬が開発されてきた。肺がんに関しては2002年にゲフィチニブ(イレッサ)、2007年にエルロチニブ(タルセバ)が保険承認されている。

愛知県がんセンター中央病院副院長で呼吸器外科部長の光冨徹哉医師に話を聞いた。

「従来の抗がん剤はがん細胞だけでなく正常細胞も攻撃するので、治療による副作用が強く、がん細胞に対する効果も不十分でした。分子標的薬はがん細胞で活性化している特定の分子をターゲットにするため、がんに特異的に作用し、効果が高く副作用が少ないのが特徴です。イレッサやタルセバはEGFR(上皮成長因子受容体)という遺伝子の変異に対する薬です」

当初からイレッサは肺がんのうちでも、日本を含むアジア人、女性、非喫煙者、腺がんに効きやすいことがわかっていた。中には2週間でがん細胞がほぼ消滅した例もある。

光冨副院長が語る。

「2004年に、このような劇的な効果をもたらす肺がんには、ほぼ全例にEGFR遺伝子突然変異があることが明らかになりました。日本では肺がんの70%が腺がんですが、この半数近くにEGFR変異が認められ、変異は女性や非喫煙者に頻度が高くなっています」

久しぶりにリンパマッサージ

三週間前くらいから左手の人差し指つけ根が腫れている。ここだけ浮腫? 気になるので、すっごく久しぶりに左腕・左手をリンパマッサージした。当分は続けようと思う。

あとリュープリンを始めてから、一段と左肩の可動域が狭くなった。ちょっとストレッチをすると大丈夫だけど、なんだか不安になる。

0からのリスタート?

なんだか走り始めるとすぐに息が上がってしまって、3キロが走り続けれない。おまけに、体感ではキロ6分30秒くらいのつもりだったのに、帰ってNIKE+を見てみたら全然遅い・・・。

なんだか落ち込んでしまう。

優勝トロフィー!

2012年3月16日金曜日

愛知県がん中央病院 外来化学療法センター建設工事を再開

(2012年3月14日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】

来年夏から業務の予定

愛知県がんセンター中央病院(名古屋市千種区)の外来化学療法センター建設工事が14日から、5カ月ぶりに再開される。予定地の地下に旧病棟の基礎部分が残っていたため、工事は昨年10月から中断されていた。

県が13日の県議会健康福祉委員会に報告した。今年秋の完成予定だったが、来年3月末に完成し、来年夏に業務が開始される。

建設工事は昨年8月に始まったが、1994年に取り壊された旧病棟の基礎部分が地下にあることが分かり、撤去費用をめぐって県と設計会社、建設会社の協議が続いていた。

旧病棟の撤去工事はこの建設会社が行ったが、現在の担当者は基礎部分が残っていることを認識しておらず、設計会社も書類にあった基礎部分の存在の記載を見落としていたという。

今月になって三者が合意し、建設会社が1億500万円で撤去を行うほか、設計会社が設計費の20%にあたる940万円を県に返還し、撤去工事の設計を無料で行う。

県は他の建設業者への工事依頼なども検討したが、より費用がかかることが分かり、一日も早いオープンを目指して工事再開への合意となった。

フィニッシャー タオル

フィニッシャーTシャツは恥ずかしくて着て走れなかった。

筋肉痛が昨日治まったので走ったけど、走ると若干だけど臀部と太もも裏側(ハムストリングス)に痛みが残っていた。それに、どうしたわけか、すぐに疲れてしまって数キロを走りきることが出来なかった。免疫が落ちて疲れやすくなっているのかしらん?

健康のために走っているのだから、無理をしないで続けることが重要。ファンランを心掛けるようにしよう。

2012年3月15日木曜日

筋肉痛が無くなった

月、火曜日は立つのも座るのも一苦労、水曜日にも太ももに痛みが残っていた。木曜日の朝起きたら、きれいさっぱり太ももの痛みは消えていた。ということは、明日が超回復期!

2012年3月14日水曜日

RUN TOGETHER NIKE+ 反映失敗!、でも・・・

翌日朝には約84,000km(4,200万円)とすでに上限2,000万円を遥かに超過していたので、私のデータが反映されなくてもどのみち一緒なんだけど、やっぱり気持ちだけでも・と思ってデータを送信した。「RUN WITH ME.」のNIKE+ Tシャツまで着て走ったんだし、それが走るモチベーションの一つでもあったわけだから、私のRUNが反映されたら当然ながら嬉しい。

しかし、こういったメールがくるということは、私以外にも反映に失敗した人が沢山いたのね。

**************
RUN TOGETHERスタート。みんなで走ろう。日本を一周。およそ、32,000km。1日で。3月11日の0:00 AM以降に走り、3月11日の23:59 PMまでにランデータを送信してください。

RUN TOGETHER」では、ランニング1kmにつき500円及びruntogether.jp上でのソーシャルメディアの応援1回につき1円を米国NPOのArchitecture for Humanityを通して、被災地復興のために寄付します。RUN TOGETHER全体での寄付金額上限を20,000,000円とさせていただきます。)

***
多くのランナーにご参加いただき、目標距離の32,000kmを大きく越えることができました。皆様の中で、ランデータがNIKE+にシンクできないため、RUN TOGETHERにデータが反映されてない方は以下のリンクより必要情報をご入力ください。

入力締め切り日時 3月16日(金) AM 10:00

「ザバス完走セット」

こんな便利なセットがあるのね。価格も1000円ちょっと。次回フルマラソンで利用してみたい!

2012年3月13日火曜日

「腰が落ちる」

ビギナー・ランナーのほとんどの人がなりやすいNGフォームが「腰の落ちた」フォームです。着地をする時に体(体幹)の真下で着地できず、上体の少し前で着地をしてしまうので、腰の位置が低くなり、「腰が落ちて」しまうのです。

このNGフォームでは、いつもブレーキがかかったような状態になってしまい、ムダな力を使ってしまいます。さらに、太ももやふくらはぎにばかり大きな負担がかかり、足が太くなってしまいます。いいスタイルを目指すにも正しいフォームが大事なんですね。

正しいフォームのピンポイントアドバイス」より抜粋

ストレッチとスピード走

筋トレで腹筋を鍛えなきゃな~とは思っていたけど、今回の大会で、ストレッチによる柔軟性の維持、LSDだけじゃなくてスピード走やビルトアップによる持久力アップの大切さを思い知った。

特にストレッチ! 大会前々日、前日、当日はウチでとスタート前に、絶対にやったほうがイイという当たり前のことを実感した。

トップアスリートも筋肉痛に!?

限界まで力をふりしぼって走るんだから、身体に負荷が掛かるのはトップアスリートも同じで、やっぱり筋肉痛になるのね。てっきり、筋肉痛は、私のような筋力不足ランナーしかならないのかと勘違いしていた。あ~、おバカさん。。。

私は太もも前側が痛くて、椅子に座ったり立ち上がったり、階段を上ったり降りたりがキツイ。でも、ハーフの時ほどじゃない。レース後にスポーツドリンクを飲んで、夜にアミノ酸入りジェル飲料を摂り、翌日にプロテインを補給したのが良かったのかしらん?

あと、貰った画像を見て思い知ったのは、かなり「腰が落ちて」いて、「腰高のフォーム」からは程遠い。腹筋・背筋力が不足しているのも原因の一つになるらしい。この腰が落ちたフォームで走ると、太ももに大きな負荷が掛かる上に前に進む力を堰き止めてしまうので、早く走れないみたいだ。
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名古屋マラソン:尾崎、一夜明け「足腰とお尻が筋肉痛」

名古屋ウィメンズマラソンで日本選手トップの2位だった尾崎好美(30)=第一生命=が一夜明けた12日午前、名古屋市内で取材に応じた。「足腰、お尻が筋肉痛。今までで2、3番目に強い(痛み)」と疲労を感じながらも「3回の選考レースに出て、やっと納得する結果が出た」と表情は明るかった。

祝福のメールが40件あったといい「『おめでとう』というのが多く、前日のレースはいいアピールができたのかな」と語った。ただ、レース後半に、優勝したマヨロワに抜き去られたことを振り返り「もう少しついて行けば良かった。世界で戦うには弱い部分が出てしまった」と反省も口にした。

2012年3月12日月曜日

タイムから見えてくること

天候: 晴れ、気温:7℃、湿度:49%、風向風速:北0.7m


オリンピック代表選考も兼ねた国際レース。以下それぞれのタイムと場所を見ると、トップ選手の凄さが一段と実感できる。
スタート直後はトップ集団にいなかったのに後半25キロを過ぎてから抜群に早い。35キロを過ぎてトップ集団に追いつき40キロ地点では差をつけてトップにたち、その後失速することなくゴールして優勝。

安定して早く、日本人1位になった。翌日の今日、オリンピック代表枠3人の1人に選ばれた。思わずテレビに向かって拍手してしまった。

20キロ地点でトップ集団からはずれたものの30キロ地点で再びトップに。しかしその後失速し6位に終わる。

ママさんランナーとして子育てに追われながら週三回の練習時間を確保して望んだラストラン。トップランナーとしては遅いけど、私から見たら神だ。

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オフィシャルサポートランナーの安田さん。やっぱり早い、やっぱりカーネーションの三女役にぴったりだ。

こちらもオフィシャルサポートランナーのジェシカさん。思ったより良いタイムでびっくり。凄い!

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ウィメンズマラソンの一般ランナーの様子を写したテレビ放送で知った方。仙台出身。サブ4、早い!

東海テレビの企画参加の方。コース沿道にある病院に父親がガンで入院していて、それを励ますつもりでエントリーしたらしい。残念ながら父親は遺影での応援になってしまったけど、やっぱりトレーニングをしっかり積んだだけあってサブ5を達成している。目標が5時間30分だったのに素晴らしい。

この方も東海テレビ企画に参加されていた岩手のランナーで、学生時代は駅伝選手だったらしい。一年前の震災日を想って掛ける意気込みは人一倍だったのだろう、ウィルス腸炎にかかってしまい医者からはリタイアを薦められたけど出走、途中で給食したバナナも吐いてしまったらしい。サブ5達成。

東海テレビの記者ランナーで、放送されたトレーニングの様子からは私とどっこいどっこいの走力だと思ったので、気になってチェックしてみた。目標6時間だったのに素晴らしい! ゴール後に号泣していた。

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15~20キロ地点でトイレに並んだのだろう。前半にトイレの行列に並んだ人でも7分くらい、後半にトイレに行った人で3分くらい時間ロスしている。それを思うと結構時間ロスしているのでストレッチもしたかもしれないし、何らか手当てを受けたのかもしれない。後半に失速するものの、ダメージは私より小さい。

写真を撮ってくれた人に
「とても走っているようには見えなかった」
と言われたくらいのゆっくりペース
でも本人は、しっかり走っているつもりなのよ~(笑)
07分40秒 5km 
07分08秒 10km 
07分36秒 15km
07分46秒 20km
10分00秒 25km
09分42秒 30km
10分21秒 35km
10分58秒 40km
07分12秒 フィニッシュ

ハーフでトイレに行き、その後失速、30キロを過ぎた辺りから歩いたり走ったりして徐々に歩いているほうが長くなっていった。ゴール地点5キロ前で歩けなくなって立ち止まりストレッチして回復したので、40キロ以降は走ることが出来た。練習では最高35キロを5時間くらいで走ったり歩いたりしたのだから、トレーニング通りの結果。数字だけ見ると恥ずかしい結果だけど、まだ治療中なのだから無理は禁物、出来る範囲で頑張った。健康第一!

トイレ休憩なしでほぼペースを保っている。5キロを一区切りにして歩いたりストレッチを取り入れたのかもしれない。賢い。

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制限時間の7時間1分内にゴールした最終ランナー。なんと76歳! マラソンに年齢は関係ないのね。凄い!

最終関門通過の最終ランナー、制限時間内のゴールは無理だったみたい。残り2.195キロを23分27秒、約キロ10分半では、脚を引きずってシンドソウだったから無理だったみたいだ。7時間1分でドーム入り口も閉鎖されるから、ゴールゲートもくぐれなかったはず。残念。

しかし、15キロ地点までは私と同じくらいだし、25キロを過ぎてからは数分しか違わないことを見ると、フルマラソンってやっぱり10キロやハーフ以上の持久力が大切なんだと感じる。よくよく考えれば、私は制限時間の約40分前ゴールだから、キロ1分遅ければゴール不可能だったわけだから、激遅ランナーであってもフルマラソンの一分一秒はとても大切なんだということを実感した。

エントリーは15000人、参加は13114人、完走率97%だったらしいから12720人くらいペンダントを貰ったのかな。 *追記:12726人がゴールした。


2012年3月11日日曜日

初フル無事ゴール

一月の始めに血液検査をしたときには、赤血球が基準値よりも若干少なかったけど、一週間前の血液検査では基準値まで復活していて一安心。
カーボローディング


何を持って走ろうかな~

当日の朝ごはん
念のために前日夜に病院で処方されている便秘薬を飲んだおかげもあって、無事に6時15分に済ませることが出来た。10キロやハーフと違って近場での開催なのでウチで済ませておきたかったので一安心。
家を出る
ドームに向かう人波
最寄り駅を7時6分発の電車に乗ってナゴヤドーム前矢田駅に7時35分頃着、ドーム入り口横でビニール袋にリュック等を詰めて入場、8時15分に荷物預け、8時30分にトイレを済ませ、スタート地点に移動途中でスポーツドリンクを少し飲み栄養補給粉末を2本もらってウェストポーチに入れ、8時45分にスタート場所に移動した。あまりにギリギリだったのでもう少し余裕を見込むべきだったし、スタート前にストレッチした方が走りやすかっただろうから、もう一本前の電車の7時11分名古屋ドーム前矢田駅着で行ったほうが良かったな。あと、荷物(リュック)を最初から預け用のビニール袋に入れておけば良かった。

震災の日なので一分間の黙祷を捧げ、その後スタートの号砲は9時10分に鳴り響いたけど、最後尾グループの私がスタートゲートまでたどり着いたのは9時20分くらい。最初は混みこみなのでほぼ歩いた。スタートしてすぐの仮設トイレ、その後の3店舗くらいのコンビニにも行列が出来ていて驚いた。私より時間に余裕がなくて、トイレをスタート前に済ませられなかった人たちなのだろう。

色々なポーチやウェアを見ることができて参考になった。

ウェストポーチは走っていると上下したりずれたりしていたので難しいな~と感じた。ポーチを若干腰よりに付けているせいかランスカがめくれ上がっている人も見た。そういう人に限ってすっごくお洒落なウェアを着ているので、余計に残念な感じになっていた。ベスト型のポーチを着ている人もいたけど、こちらはエネルギージェルのような重めのモノが入っていても安定していた。ちょっと良さそうだなと思ったのが、アームバンドで栄養補給ジェル・ザバスを右腕にまいていた方法で、安定しているし負担も少ないしすぐに飲めそうだった。

ゼッケンが透ける透明ゴミ袋をスタートまでの防寒に使うと良いとネットで読んでいたけど、そういう方法をとっている人を本当に何人か見たので、こういう方法もありなんだと思った。あと、ウィンドブレーカーを着ている人など後ろ側にゼッケンを付けている人が何人かいた。大会要綱には一番上のウェアに付けるとだけあったのでOKなのだろうが、ゼッケンが写らないから写真サービスが受けられないのを知っているのかちょっと気になった。

私程度の走力の周りだと、友人と並走しておしゃべりしているランナーが思った以上にいた。盲目ランナーが伴走者と短い輪っかを手に握って走っていた。ドアラ、バニー、スーツ姿などの仮装ランナー、チームTシャツを着ているランナー、ホノルルなど過去に走ったマラソン大会のフィニッシャーTシャツを着ているランナー、などなど。キャップの後ろバンドにスカーフを結んでいる人がいて、それがとっても可愛かったので、4月のハーフで私もやってみようかな~と思った。

晴天にめぐまれ気温も10度前後で風もそんなに無かった。ただ終盤に曇ってきてほんの少しパラッを雨が降って風を感じた。色々と迷った今日のウェアだけど、機能的・見た目的・走る意味合い的に私にとってはこれで正解だった。花粉も気になったので、家を出る直前に1枚、4時間以上置いたお昼頃に1枚内服したので、目も鼻も大丈夫だった(飲まなくても大丈夫だったかもしれないけどね)。

途中で2回、トップ集団とすれ違ったので思わず観に駆け寄って応援してしまった。走者でもあるけど一観客でもある激遅ランナーの私たち(笑。家に帰り録画を見て、私が見た前後にこんなに凄いレースが展開されていたんだと知って、ビックリというか感動したというか何だか感慨深かった。

給水や給食はしっかり摂るように心がけた。スポーツドリンクは口に甘味が残るので、水も結構とった。バナナ、きのこの山、あんぱん、マロンういろう、どれも美味しかったし食べると元気になった。塩飴は携帯していたので取らなかったし、携帯していた黒糖飴と塩飴も結局は食べなかった。スニッカーズはハーフ地点の白川公園トイレの待ち時間に食べて、スタート前にもらった栄養補給粉末も給水所で水と一緒に摂った。

ハーフ地点でトイレに行ったあと、途端にタイムが悪くなった。トレーニング不足ということもあるけど、トイレ待ちで休んだため筋肉が硬くなってしまい足が前に出なくなった。37キロ地点で歩くこともしんどくてとうとう立ち止まってストレッチをしたら、途端に足が前に出るようになってビックリした。周りはバテバテで歩いていた(私もその1人だった)ので、その後は走れるようになった私は残り5キロでゴボウ抜きした(笑)。今思えば、ハーフを超えたあたりからストレッチする人たちが目立ってきたのは、筋肉をほぐせば走れるようになるからその方が走り続ける(歩き続ける)より得策だと知っている人たちだったのかもしれない。

思ったより周りの景色にも目がいった。中でも後半に差し掛かったときに見える名古屋城は、知っている景色なのに「おお~」なんて思った。その後、下り坂と上り坂があってず~っと先までカラフルな色で埋め尽くされている様子が見えて圧巻だった。でもその後は脚が痛くて前に出ないし、距離表示プレートや給水・給食プレートばかりに目が行き、あと残りXキロ、まだ行ける、頑張れ、大丈夫完走できる、といった応援がとっても励みになった。

黙祷をドーム内で捧げるという目標も、完走するという目標も果たせずに、最低でもゴールをという目標だけ達成できた。そういった意味では色々と残念な結果に終わったけど、抗がん剤の最終クールが終わって3ヶ月ちょっとの12月11日に初10キロ、放射線治療が終わって数日後の1月22日に初ハーフ、そしてホルモン治療開始から 3ヶ月たった3月11日にフルマラソン、その全てでリタイアすることなくゴール出来たのは我ながら頑張ったと思う。

ゴールして色々を受け取り、手荷物を引き取り携帯電話を見るとメールが。公式HPで5キロごとのタイムをアップしているので、それをチェックしたごとにメールしてくれていたのだ。その応援が嬉しかった。
ドームから帰る人波
帰りの地下鉄の中で気持ちが悪くなってしまった。事前に心配していた通りだったのだから、もう少しドームで休憩して給水・給食をしっかりとって、ストレッチもして、エアサロンパスのようなものでケアして、靴ヒモも緩めれば良かった。行きはランスカで行って、帰りはシャカシャカパンツにクロックスという格好もありだと感じた。あと、電車も逆周りだったら座れたかもしれない。この辺は、最初から不安があったのだから、もう少し事前対策を練れば良かった。

無事家に帰って一息ついてシャワー。バセリンをスポーツブラで擦れそうな場所に塗っていたおかげもあって左がちょっと赤くなる程度で済んだ。防風・寒対策でお腹や手に塗ったのも効果あったのかもしれない。
SHEだけ色が変えてある♪
ウィメンズマラソンならではのフィニッシャーTシャツ
GO WOMEN

“ GO WOMEN ”
裏には2012とティファニーの刻印
私はティファニー・ランナーと揶揄されちゃう程度の残念な走力しか無かったけど、大会当日までトレーニングを計画したり、食事・睡眠・体内リズムを気をつけたり、ウェア等を準備したり、タイムスケジュールを練ったり、ネットで情報収集したり、そんなこんなでとても楽しく、乳がん治療中の鬱々とした気持ちを吹き飛ばしてくれた。そして実際に体験することによって色々と客観視することが出来たので、今後の新たな課題がはっきりした。がん予防のためだけじゃなくて、趣味として楽しみながら続けられそうだ。

震災から一年、乳がんのしこりに気が付いてから約一年、良い記念になった。

2012年3月10日土曜日

明日の気温と風速とウェア

曇り時々晴れから、晴れのち雨に予報が変わった。スタート時刻は気温6度で風速6だから寒いだろうけど、10キロも走れば風も治まってくるみたいだし晴れているから結構暑いだろうな、もし6時間以上かかってしまったら雨対策も必要になる。ウェアは序盤の防寒防風、中盤の日差し対策、終盤の雨対策を考えたほうが良さそう。

ボトムスはランスカとタイツで迷い無し。トップスはランT、迷うのが長袖アンダーTかアームウォーマーか、携帯したほうが無難なウィンドブレーカー。

goo
あれれ、こちらの予報を見ると、風もたいしたこと無いし雨対策も必要が無いな・・・。

気象庁
う~ん、、、気象庁予報だと、風やや強く夕方から所により雨とあるからやっぱり雨風対策もしたほうが無難???(笑)

明日の朝、今までもお世話になってきたウェザーニュースの一時間毎ピンポイント予報を参考にして決めよっと。

2012年3月9日金曜日

受付&ゼッケン

最寄り駅に着いてからドーム5Fの受付場所まで30分ちょっと掛かった。 手荷物預け場所も同じ。思ったより時間がかかるので、それを見込んで出発しなきゃな。

ドーム内5Fのトイレは男子トイレにも臨時で女子トイレ表示がしてあった。
EXPO♪
優勝トロフィー
計測タグがゼッケン裏側に。
緊急連絡先や既往歴を書く欄も・・・。
素材も柔らかいので身体に沿ってくれそう♪
TシャツをGET。着て走るぞ~♪
ゼッケンと同封されていたワッペン
推奨は左腕部分だと書いてあった・・・、のでそこに付ける!