2011年9月5日月曜日

ホルモンレセプター

抗がん剤による卵巣機能障害により生理が止まった(予定日を二週間過ぎている)っぽいけど、それは、ホルモンレセプターがERとPgRともに陽性の私の乳がんにとっては、予防効果があるということなのかな? ・・・というか、生理が止まる=エストロゲンとプロゲステロンの減少、と捉えて間違いないのかな??

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部分引用

細胞の中で、ホルモンが作用する部分をレセプター(受容体)といいます。ホルモンをキャッチするアンテナのようなものです。ホルモンレセプターはホルモンが作用する部位の細胞にありますが、乳がん細胞の中にもあります。乳がん細胞のレセプターにホルモンが結合すると、細胞の中の遺伝子の働きが活発になって、乳がん細胞が増殖します。ホルモンレセプターにはいろいろな種類がありますが、乳がんの腫瘍を病理検査する時に調べるのは、エストロゲンが結びつくエストロゲンレセプター(ER)とプロゲステロンが結びつくプロゲステロンレセプター(PgR)の2種類です。

病理検査の時には、細胞がこれらのレセプターをどのくらい持っているか調べます。その結果、ERの割合が多いと(陽性)だと、ホルモン療法の効果がもっとも高いとされます。PgRのみが陽性の場合にもホルモン療法に対する効果が多少はありますが、両方とも陰性の場合には、あまり効果が期待できません。