術前 2011/5/2: CEA 3.1
術後 2011/6/2: CEA 2.3
抗がん剤後 2012/1/5: CEA 1.5
今現在 2014/5/26: CEA 1.2
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術前 2011/5/2: CA15-3 14.6
術後 2011/6/2: CA15-3 12.0
抗がん剤後 2012/1/5: CA15-3 08.7
今現在 2014/5/26: CA15-3 05.8
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▼総蛋白;L
過度のダイエット、低栄養状態
ダイエット、低栄養状態のように、食事制限や食事の摂取量の不足によってアルブミンの原料となる蛋白が不足して作られなくなるために総蛋白は低い値となります。
▼尿素窒素;L
蛋白摂取量の減少
蛋白の摂取量が減少すれば、その分尿素の作られる量が減りますので、低い値となります。
▼クレアチニン;L
低い値を示す場合
長期間寝たきり状態
▼K;L
低カリウム血症とは
低カリウム血症が起こる原因は、①カリウムの摂取量が少ない、②体外に出ていくカリウムの量が多い、③血液中から細胞のなかにカリウムが取り込まれてしまう、の3つがあげられます。①の原因としては拒食症(きょしょくしょう)、大酒家など長期間にわたって偏った食生活をした場合です。
▼Cl;H
クロールは電解質成分の一つ。血中の陰イオンの多くを占めます。食塩(NaCl)の形で摂取されます。血液検査ではナトリウム(Na)との濃度とのバランスが重要な判断材料となります。
▼P;L
ビタミンD欠乏症など
▼赤血球数;L
▼ヘマトクリット;L
ヘマトクリット値が低ければ、血液が薄いということを意味しているので、貧血が疑われます。大部分は女性に多い鉄欠乏性貧血
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◆低栄養とはタンパク質不足!
実は低栄養かどうかは血液中の「アルブミン」という成分の量で判断されます。(3.5g/dl以下で低栄養、3.8g/dl以下で低栄養予備群)。アルブミンとはタンパク質の一種で、血液を流れている血清タンパク質のおよそ6割を占めています。つまり低栄養とは「タンパク質不足」のことなのです。タンパク質は体のさまざまな組織をつくる材料になります。そのため不足すると、
赤血球の材料が少ない→「貧血」
血管を作る材料が少ない→「脳出血」
免疫細胞を作る材料が少ない→「肺炎」「結核」
筋肉を作る材料が少ない→「転倒」→「骨折」
などなど・・・・
低栄養はこのようにさまざまな病気につながってしまうのです。
▼アルブミン; 正常値内 4.0 (4.0 - 5.0)