外来化学療法に新拠点 愛知県がんセンター 7月オープン
(2013年6月28日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
30床から60床に
来月1日にオープンする新外来化学療法センター=名古屋市千種区の県がんセンター中央病院で 愛知県がんセンター中央病院(名古屋市千種区)の新しい外来化学療法センターが7月1日にオープンするのを前に、27日、現地で開所式が開かれた。
新しいセンターは鉄骨造り地下1階、地上2階建て。延べ2千平方メートルで、従来の30床から60床になった。総事業費は10億円。
患者らはベッドかリクライニングチェアで約4時間かけて抗がん剤の点滴を受け、体調に問題がなければそのまま帰宅してもらう。
開所式には医療関係者ら100人が出席。テープカットの後、県がんセンターの木下平総長が「熱意を注ぎ、先進医療を推し進めたい」とあいさつした。