わたしのかかりつけ病院も参加登録していた。年齢の分布、ステージや腫瘍の大きさの分布ほか、おおざっぱには知っているけど、こうやって正確な数字として見ることが出来るのは興味深い。
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全国乳がん患者登録調査2009年次症例の調査報告にあたって
1975 年より乳癌学会の前身である乳癌研究会の事業として開始された乳癌登録は、2003 年までの29 年間に188,265 症例が登録されました。新しい登録システムが導入された2004 年次に14,805例であった登録症例数は今回の2009 年次集計では大幅に増加し、2012 年2 月6 日現在40,817 症例、参加登録施設数は851 施設となっています。
乳癌学会ではこの貴重なデータをさらに信頼度の高いものとするため、2011 年より登録を学会認定施設の必須条件として義務付けています。これにより全国罹患数の7 割を越える登録が可能になるものと期待しています。今後はこうして蓄積された貴重なデータを有効に利用し、乳癌治療の均てん化に貢献できれば嬉しく思います。
この新しいシステムによる登録事業は多くの方々のご支援によりここまで到達することができました。今後は日本外科学会を中心としたNational Clinical Database (NCD)の登録制度に参加する形でこの登録事業を継続していく予定です。これにより経済的にも学会独自で維持運営を図ることが可能となります。これまでの多大なるご支援に対して感謝を申し上げるとともに、今後も引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。