生きて腸まで届く ビフィズス菌(BB-12) カゼイ菌(CRL431) アシドフィルス菌(LA-5) 乳脂肪分を0.4%以下にカット ビタミンD+ EPS産生菌株 ブルガリスク菌 サーモフィルス菌 |
プロバイオティクス(Probiotics)とは人体に良い影響を与える微生物。または、それらを含む製品、食品のこと。
人間は体内の微生物のバランスを崩すと病気になるという概念から、体内環境を整えるために、乳酸菌に代表される善玉菌を食品から摂取することで、消化器系のバランスを改善し、病気の発生を未然に抑えることができるとされる。
植物性乳酸菌でできるぬか漬け、納豆、味噌なども酸に強く腸まで届くプロバイオティクス食品である。
▼はっ酵乳
日本では、ヨーグルトやのむヨーグルトなどのような言い方で広く使用されていますが、法律上は、『発酵乳』として定義されています。
▼乳酸菌
炭水化物を分解して乳酸を合成(乳酸発酵)する微生物を総称して乳酸菌と呼ぶ。乳酸はヨーグルトやチーズ、バター、漬物、日本酒などさまざまな加工食品に含まれており、乳酸菌は食品工業に応用されている。
▼ビフィズス菌
ビフィズス菌とはグラム陽性の偏性嫌気性桿菌の一種で、放線菌綱Bifidobacteriales目Bifidobacterium属に属する細菌の総称。
全ての動物の腸内に生息し、人間の腸管にはB. bifidum、B. breve、B. infantis (B. longum subsp. infantis に再分類)、B. longum、B. adolescentisの5種が棲息する。
▼アシドフィルス菌
健康な人の口腔、腸管、生殖器などにいる常在細菌の一種で、一般に乳酸桿菌属に含まれる。
ヒトへの病原性は殆どなく、むしろ腸管内などで正常細菌叢を構成している有益な細菌として食物の分解・消化をする一方、病原菌の定着・増殖を抑制して感染症の予防にも役立つ。
▼カゼイ菌
ラクトバチルス・カゼイは乳酸菌の一種。
ヒトの腸に多く存在し、ビフィズス菌と並んで、悪玉菌を抑え腸内環境を整えるいわゆる善玉菌の代表である。
▼ブルガリクス菌
EPS(多糖体)を多く産生する特性があり、免疫力を高める効果があると報告されています。
▼サーモフィラス菌
腸内細菌のバランスを整えて、おなかの調子を良好に保ちます。ブルガリクス菌と組み合わせるとより多くの乳酸を生成します。
▼ビタミンD
ビタミンDは免疫反応などへの関与も示唆されている。作用機構および機能の多様性から、ビタミンAとともにホルモンに分類されることがある。
ビタミンとは人体で合成できない微量栄養素という意味である。その観点からはビタミンDはコレステロールから人体内で合成ができるためビタミンではないという意見もある。しかし、消化管からのビタミンDの吸収が低下すると容易にビタミンD欠乏症になることから外因性のビタミンDは不可欠である。
活性型ビタミンDは小腸でのカルシウムの吸収の促進や腎臓でのカルシウムの再吸収、他のカルシウム関連ホルモン(副甲状腺ホルモン、カルシトニン)と協力して血中のカルシウム濃度を一定に保つなどの働きをしています。
▼自分に合ったヨーグルトを
私たちの体形が一人一人違うように、腸内に棲みついている菌も一人一人微妙に違うものです。ひと口に「高機能ヨーグルト」と言えども、実は自分の腸に合うヨーグルトと合わないヨーグルトがあります。これを見極めるためには、実際に試して、お腹や便の変化を見なくてはなりません。
そのヨーグルトを食べて、「お腹がゴロゴロする」ようだったら、腸の中の菌の状態が変化している証拠。さらに、「トイレが近くなった」「ガスが出る」といった変化もあるようだったら、いい兆候ととらえてください。一見、「合わないかな」と思える症状かもしれませんが、腸内細菌のバランスがとれてくれば、この症状も落ち着いてくるはずです。
初期の変化はだいたい1~3日で落ち着きます。その後1週間は同じヨーグルトを食べ続けましょう。その間に「便の量が増えた」「便のにおいが酸っぱく感じる」といった変化が見られたら、それはあなたの腸に合っているということ。
逆にまったく変化が見られないようなら、残念ながらそれは合わないヨーグルトなので、別の成分を含むヨーグルトに変えて、同じプロセスで試してみましょう。
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『ホンマでっか!?TV 2012.05.09』で「不眠にはヨーグルト」と言われたさんまサン、自分に合う「菌」を探してヨーグルト探索をしていると『ヤン土』で話していたな。