日本の中華料理でもジャスミン茶は頻繁に出されています。日本でのジャスミン茶は「消化促進」や「におい消し」のイメージがかなり強いのですが、実はそれだけではありません。ジャスミン茶にはビタミンC、E、そしてミネラルが豊富に含まれるため、「気分転換」「不安や悩みを軽減」「リラックス効果」「美容」などの効能があるのです。ビタミンCの量は、実にジャスミン茶3杯分でりんご一個分の量になります。
そして、注目すべきはジャスミンの香り成分「ベンデルアセテート」。その香りをかぐことで右脳を刺激し、自律神経の緊張を緩和させ、集中力やストレス解消につながる事が科学的に証明されています。
また、ジャスミン、緑茶に関して研究をしている愛知大学医学部の奥田拓道先生らの実験によると、高脂肪食の長期間摂取によるネズミの体重増加がジャスミン茶を与えることによって抑制される事が確認されました。その実験から脂肪分解促進作用と脂質吸収抑制作用(膵臓リパーゼ抑制)が判明しました。 ・・・全文を読む
どのジャスミンも共通した独特の甘く上品な香りをもちますが、この香りに鎮静効果や抗うつ作用がある事が知られ、また婦人病などのホルモンバランスを回復する働きもあるといわれています。また濃く出したお茶は腹痛や下痢など胃腸にも効果があります。
ジャスミンのお茶には鎮静効果や抗うつ作用があり、気分転換をする、不安や気うつを軽減する、不眠を解消するなどが代表的な効能です。他にも胃腸の調子の良くない方、下痢気味の方などにもおすすめです。また、女性のホルモンバランスを調整する働きも知られていますので、生理時に体調が崩れる人や更年期障害の方にもよいでしょう。
ウーロン茶や紅茶などのお茶類とブレンドするジャスミンティーが定番の利用法です。
食後のお茶として使うと、消化を助ける上にその香りで口臭を予防する事が期待できるのでピッタリです。
しかし日本茶や中国茶などのお茶類にはカフェインが多く含まれる為、寝る前や不眠の改善をねらって使うならジャスミンだけで飲むか、他のハーブとブレンドして飲む方が望ましいでしょう。 ・・・全文を読む