2012年5月9日水曜日

「後医(こうい)は名医(めいい)」

◇後医が名医となる理由
  •  病気の初期には限られた症状しか出ていないことがある
  •  病気の経過を見ないと正確な診断が出来ないことがある
  •  前医が使った薬が効かなかった、という情報が診断の参考になることがある
  •  風邪などの場合、後で診察を受けたタイミングで(自然に)治ってしまうことも多い
 以上のことで、最初にかかる医師より、後でかかった医師がいい印象になるケースがあります。でも最初にかかった医師がかかりつけ医だった場合、たった1回のことで、今まで積み上げた信頼関係を崩すことは得策ではありません。かかりつけ医は、どの他の医師よりお子さんのことを知っているのですから。くれぐれも感情的になって、「あそこの先生はダメ!」と早合点をしないようにしましょう。