2013年5月27日月曜日

2年検査、リュープリン延長

2年検査、問題ナシ。

生理再開を阻止するため、リュープリン延長の説明を受ける。

2013年5月25日土曜日

乳がん「切らず完治」へ重粒子線治療の臨床試験

乳がん「切らず完治」へ重粒子線治療の臨床試験
読売新聞5月20日(月)14時31分

 放射線医学総合研究所(千葉市)は今月、乳がんに対し、切らずに完治を目指す重粒子線治療の臨床試験を始める。
 従来の乳がん治療は、手術と放射線・薬物治療の併用が一般的だが、同研究所は「持病のために手術できない人や、手術を望まない人などに、体への負担が少ない治療の選択肢が広がる可能性がある」としている。
 重粒子線は、がんに強力なエネルギーを集中させられる特殊な放射線。同研究所によると、現在治療を行う施設は世界で6施設だけ。うち3施設が日本にあり、骨軟部腫瘍、肺がん、肝臓がん、前立腺がんなどに用いられているが、乳がんの完治を狙うのは初めてという。
 近年、欧米で照射範囲を絞った放射線治療の有効性を示す研究報告が増えたことや、がんへの照射位置がずれないように柔らかい乳房を固定する装具が開発されたことなどにより、乳がんへの応用が計画された。

2013年5月14日火曜日

A・ジョリーさん、乳腺切除を告白 乳がん予防措置で



2013年05月14日 16:21 発信地:ニューヨーク


【5月14日 AFP】米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さん(37)が14日、新聞に寄稿した記事の中で乳腺切除手術を受けていたことを明らかにした。乳がんリスクが非常に高いことが判明したため、予防措置として手術を受けたという。

 ジョリーさんは、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に寄稿した記事「My Medical Choice(医療における私の選択)」のなかで、乳がんや卵巣がんリスクを高める恐れのある病的変異のある遺伝子が見つかっため、乳腺を削除することを決めたことを明かしている。

 医師の診断でジョリーさんはBRCA1として知られるがん抑制遺伝子に変異があり、乳がんリスクが87%、卵巣がんリスクが50%にもなることが分かった。

 ジョリーさんは「現実を知ってすぐに、出来る限り(がん)リスクを最小とするために行動すると決めた」と話しており、最初に乳腺切除手術を受けた理由については、乳がんリスクの方が高かったことと、卵巣がんの予防手術がより複雑なものだったためとしている。

 3か月におよんだ医療措置は前月27日にすべて完了し、ジョリーさんの乳がんリスクは5%にまで低減した。

 ジョリーさんは夫のブラッド・ピット(Brad Pitt)さんとともに米映画界を代表する俳優の1人。2人の間には、実子3人と養子3人がいるが、子供たちには「あなたたちは乳がんで母親を失うことはないから安心するように」と言うことができると述べた。ジョリーさんの母親は、がんのために56歳で死去している。(c)AFP

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New York Times
My Medical Choice 
By ANGELINA JOLIE
Published: May 14, 2013

2013年5月2日木曜日

瑞宝小綬章 元愛知県がんセンター総長高橋さん 



叙勲 喜びの春 瑞宝小綬章 元愛知県がんセンター総長高橋さん 
(2013年4月29日) 【中日新聞】【朝刊】


中日文化賞受賞者の高橋利忠元愛知県がんセンター総長(72)=名古屋市緑区=は瑞宝小綬章を受章した。高橋元愛知県がんセンター総長の喜びの声を紹介する。

がん研究の半世紀 

 がんと向き合い続けてきた。

 きっかけは半世紀前。名古屋大医学部を卒業し、血液のがんといわれる白血病の研究チームに所属した。目の前で何人もの患者が亡くなっていった。「研究で何とか治るようにならないか」。その後の道が定まった。

 世界的に有名な米国スローンケタリングがん研究所に2度、留学して免疫治療などの研究に打ち込んだ。帰国後は愛知県がんセンター研究所に所属。2005年、がんセンター総長に就任した。

 後進育成の面でも評価は高いが「私はただの縁の下の力持ち。その人たち自身が優秀だっただけ」とあくまで低姿勢だ。

 最近、センターの研究所の人員や予算が削られつつあるのが気掛かり。受章の喜びよりも「これからも、がんセンターが続いていくこと。それだけが願いですね」。

愛知県がん登録

愛知県HPのお知らせより

愛知県がん登録の届出について(平成25年6月1日から適用)
[2013年5月1日]

届出対象者について
県内の医療機関において、上皮内がんを含む全ての悪性新生物、あるいは頭蓋内の良性、良性・悪性の別不詳の新生物と診断された愛知県に住所を有する患者

届出に関するQ&A

・複数の医療機関からの届出により、重複登録にならないでしょうか? 
中央登録室では「地域がん登録標準データベースシステム」を用い、各医療機関から届出いただいた患者情報を照合し、同一人物処理を行いデータベースに登録しているため、重複登録の心配はありません。届出情報は、「どこの医療施設からどこに紹介がなされて治療がなされるのか」という一連の受療パターンを把握する為の貴重な情報となりますので、積極的な届出をお願い致します。

・確定診断がなされていないが届出してもいいのでしょうか?
確定診断というと、病理組織診断を思い浮かべられるかも知れませんが、がん登録には、診断根拠として、(1)原発巣の組織診のほか、(2)転移巣の組織診、(3)細胞診、(4)部位特異的な腫瘍マーカー、(5)臨床検査(画像診断等)、(6)臨床診断があります。「組織診」のみを基準にすると、手術もされない、生検もできない症例はがん症例から除外されてしまう可能性があります。診断根拠をもとに「がん」が強く疑われる症例については、届出をお願い致します。

・最終確定診断施設のみが登録すれば良いのでは? 
前述の通り、届出情報は、「どこの医療施設からどこに紹介がなされて治療がなされるのか」という一連の受療パターンを把握する為の貴重な情報と考えています。現段階では、最終確定診断施設の全てが、がん登録にご協力いただいている状況ではありません。がん登録の悉皆性を高めるためにも、また、貴施設における、「がん診療への貢献」を公的にお示しいただくためにも、届出へのご協力をお願い致します。

がん対策を企画、立案、評価するためには、がんの実態をより正確に把握することが重要であり、その中心的役割を果たすのが愛知県がん登録です。
愛知県がん登録の登録精度を向上させ、正確に県のがん罹患の実態を把握するためにも、何卒、届出についてご理解・ご協力をお願い申し上げます。
お問い合わせ先
1 悪性新生物患者登録事業に関するご質問及び届出票・送付用封筒の不足に関する連絡
   愛知県健康福祉部健康担当局健康対策課がん対策グループ 
2 診断名等医学的な項目に関するご質問
   愛知県がんセンター研究所疫学・予防部がん情報研究室内愛知県がん登録中央登録室