2012年8月28日火曜日

倦怠感

ここ最近特に倦怠感がある。夏バテなのか、更年期症状なのか、別の原因があるのか。けっこう辛い。

関節痛や手指のこわばり、暑いときは軽減するかもしれないと期待していたけど、まったく改善しなかったな。私の場合は、気温は影響しないようだ。

2012年8月27日月曜日

外来の掲示板

待合においてある乳がん診療ガイドライン、確認するのを忘れちゃったけど、ピンク色だった気がするので最新版(2012年版)では無かったと思う。次回は忘れず確認して、もしも最新版になっていたらざっと読んでみよっと。 *9/7追記:「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」がアップロードされていた。

今は必要性を感じないけど、再発したら必要になるかもしれない情報。三ヶ月に一回しか通院しないから、掲示板チェックを忘れないようにしなきゃな。

△地域連携クリニカルパスを知っていますか?

△希望を支え、可能性が広がるよう
がん専門看護師が一緒に考えます

△当院では「がん患者カウンセリング料」
を算定しています。

△緩和ケア・疼痛看護外来 開設のお知らせ

△院内薬局
病棟での薬の説明(抗がん剤、麻薬など)

▼「認定看護師」と「専門看護師」

専門看護師(英CNS: Certified Nurse Specialist)とは、日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、より困難で複雑な健康問題を抱えた人、家族、地域等に対してより質の高い看護を提供するための知識や技術を備えた特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有する看護師のことをいう。

認定看護師(CN:Certified Nurse)とは、日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた者をいい、水準の高い看護実践を通して看護師に対する指導・相談活動を行う者をいう。

2012年8月22日水曜日

免疫力が落ちている!?

三週間ほど前から切れJI気味、二週間ほど前から歯茎の一部に炎症、今朝から右手首に湿疹が。抗がん剤投与時に免疫力が落ちていたときの症状と酷似している。夏バテのせいかな。


追記: 湿疹に薬を塗ったら翌日にはほぼ治った。歯の炎症は一週間くらいで治まった。

2012年8月20日月曜日

増殖活性が低いLuminal Aでも再発リスクが高い患者がいる


乳癌は遺伝子発現解析によって4つのサブタイプに分類される。その中でLuminal type乳癌に対する術前療法としては、化学療法のエビデンスが多く示されているが、ホルモン感受性乳癌においては術前ホルモン療法による腫瘍縮小効果や乳房温存率の向上が報告されている。

しかし増殖活性が低いLuminal Aでも再発リスクが高い患者がいるなど、Luminal type乳癌はheterogeneityが高いことも明らかになりつつある。そのため、ホルモン療法だけでよいのか、化学療法を併用する場合の指標には何を用いるのかなど、不明な点はまだ多い。・・・全文を読む 

2012年8月11日土曜日

HR陽性乳癌に併用ホルモン療法


2012年08月06日 ソース:NEJM

文献:Mehta RS et al.Combination Anastrozole and Fulvestrant in Metastatic Breast Cancer.N Engl J Med 2012; 367:435-444.

 ホルモン受容体(HR)陽性の転移性乳癌患者を対象に、アナストロゾール+フルベストラント併用の治療効果をアナストロゾール単独と比較(SWOG S0226試験)。単独群(増悪の場合はフルベストラント単独の連続投与)と併用群の無増悪生存期間中央値は13.5カ月、15.0カ月だった(併用群の増悪、死亡のハザード比0.80)。

ホルモン感受性の閉経後乳癌に有効

2011. 11. 25

【新薬】フェソロデックス筋注250mg
フルベストラント:ホルモン感受性の閉経後乳癌に有効な筋注製剤

2011年9月26日、閉経後乳癌治療薬のフルベストラント(商品名フェソロデックス筋注250mg)が製造承認を取得した。適応は「閉経後乳癌」で、1回に2筒(500mg)使用する。初回、2週間後、4週間後、その後は4週ごとに1回、左右の臀部に1筒(250mg)ずつ筋注する。

乳癌は、日本の女性で最も罹患率の高い癌である。乳癌では、その約7割がエストロゲンに感受性とされる。このエストロゲン感受性の乳癌は、エストロゲンが内分泌性増殖因子として作用することから、抗エストロゲン薬などの内分泌療法薬を使った薬物療法が行われるのが一般的である。

内分泌療法薬として使用されるのは、エストロゲン受容体を阻害するタモキシフェン(商品名ノルバデックス他)のほか、エストロゲン産生に関与するアロマターゼを阻害するエキセメスタン(商品名アロマシン)、レトロゾール(商品名フェマーラ)、アナストロゾール(商品名アリミデックス)などが使用されている。このうちタモキシフェンは、非ステロイド性抗エストロゲン薬であり、エストロゲン受容体と結合して効果的にエストロゲンの作用を阻害する。ただし同薬には、部分アゴニスト活性があることから、抗癌作用が不完全である可能性が指摘されていた。

今回、承認されたフルベストラントは、ステロイド性抗エストロゲン薬に分類される薬剤である。部分アゴニスト作用は有しておらず、タモキシフェンより強いエストロゲン拮抗作用を示す。また、乳癌細胞においてエストロゲン受容体をダウンレギュレートする効果を持つことから、国内初の「Selective Estrogen Receptor downregulator」(SERD)に分類される。

臨床試験でフルベストラントは、タモキシフェンなどの内分泌療法薬で既に治療した閉経後進行・再発乳癌患者の無増悪生存期間を延長することが確認されており、その効果も持続的であることが期待されている。また、同薬は、2002年4月に米国、2004年3月に欧州連合(EU)でSDレジメン(250mgを4週毎)が認められていたが、その後に至適用量を検討する第3相臨床試験(CONFIRM)が行われ、高用量(HDレジメン=日本で承認された用量)での使用が認められたという経緯がある。なおフルベストラントは、消化管吸収率が低い上、静脈内投与をしても半減時間が短いことから、作用の長時間化を狙って筋肉内投与製剤となっている。

承認時までの国内臨床試験(500mg投与群)では、67.9%に副作用が認められている。主な副作用は、注射部位の疼痛(28.6%)・硬結(23.2%)・そう痒(10.7%)、ほてり(14.3%)などであり、重大な副作用としては、肝機能障害、血栓塞栓症が報告されている。また、動物実験で生殖毒性や出生児の生存率低値が認められているため、妊婦や授乳婦での使用は禁忌となっていることにも留意する必要がある。

2012年8月10日金曜日

手のこわばりと痛み

手のこわばりは両手。指を組み合わせたとき、指の付け根が痛いのは、左手中指のみ。

2012年8月9日木曜日

5年かそれ以上か、スイッチするならいつするか、、、

乳がんの治療Q&A 2009.12

A:5年間の内服が終われば治療を止めてもよい

現在、ご相談者が行っているホルモン治療はノルバデックスからアリミデックスへ変更して合計5年間行うという治療で、スイッチ投与とよばれています。
ノルバデックスを5年間行うよりも、再発率が低く、副作用も少なくなるというデータがあります。標準的な治療は、これで終わりです。
乳がんは5年以上たっても再発することが多いです。ノルバデックスを5年飲んだあとに、さらにアリミデックスを3年から5年飲むことで再発率が下がることは臨床試験で証明されています。しかし、スイッチ投与を5年間以上行うことや、最初からアリミデックスを5年以上投与することの有効性については、臨床試験の結果はまだ出ておらず、証明されていません。したがって、アリミデックスを飲み続けたいのなら、ご自身の意思で行うことになります。
昔、ノルバデックスも5年投与と10年投与が比較されましたが、5年と10年で再発率の低下に差はなく、10年投与では副作用が増加し、5年投与が標準となったという経緯があります。
アリミデックスを長い期間、飲めば飲むほど骨粗しょう症のリスクは高くなります。現在よりも骨密度が減るようでしたら、ビスホスホネート製剤を併用しながら治療を続ける必要があります。リンパ節転移もなく、再発リスクもそれほど高くないようであり、一般的には5年内服終了時で治療を止めても問題ないと思われます。
アリミデックスとフェマーラは、直接比較する臨床試験(FACE試験)が行われていますがsuitti 、結果はまだ出ていません。アリミデックスのほうが早く認可されたこともあって、長期間使用した安全性データが多くあります。フェマーラはホルモンを抑える薬理的作用がアリミデックスよりも強いため、治療効果が高いかもしれないと言われています。ただし、アリミデックスを飲んだあと、フェマーラに切り換えるほどの根拠はありません。
また、フェマーラにも骨粗しょう症などの副作用があります。コレステロールの上昇や、心血管系の合併症がやや増えるという副作用も言われています。
(2009年12月号 がん相談/乳がん)

2012年8月8日水曜日

腕が上がる目測角度

4ケ月ほど経過。

まだ後ろで手をつなぐ事(片手は肩越し、片手は後ろ手)は出来ない。左手は右の肩甲骨にタッチ出来るけど、右手は左の肩甲骨にタッチ出来ない。左は後ろ手で二の腕を掴めるけど、右は肘しか掴めない。起床時など、手をついて肩に力がかかると少し痛みが走る。

でも、服の脱ぎ着や脇の処理がずいぶんと楽になり、他も不便を感じることがほぼ無くなった。嬉しい。正常値まで回復するといいな。


左右両方 ・前方 165度↑(180)  ・横 180度↑(180) ・後方 45度(60) ・内 90度(90) ・外10度(90)  *()内は正常値

採寸

腕の浮腫みは無い。(本来は左右の腕で比較)

が、しかし!
ウェストが又太りだした。プラス2cm、プニプニたるんでいる。

アイスクリームを食べたり、カボチャケーキを焼いたり、レモンカードにはまったりして、甘いものを摂りすぎたかな。甘いものって、一度食べ始めると中毒性があるから気を付けないとな。以前も蒸しプリンにはまって、絶つのに苦労したし。

FECでホルモンバランスが崩れて太りだし、タキソテールで浮腫んで輪を掛けてぽちゃっとしちゃったのを、順調に改善してきていたのに・・・。


涼しくなったら楽になった

体調がイマイチだったのは、やっぱり暑さによる夏バテだった。 良かった。

朝7時
南 気温29℃、湿度43%
北 気温27℃、湿度50%

昼12時
南 気温32℃、湿度33%
北 気温29.5℃、湿度39%

湿度が低目になったので空気がサラサラしていて気持ち良い。

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すっごく昔のことなのに今でもキリキリするぐらいのダメージもあれば、ふっと思い出しはするものの思い出の1つとして消化されているダメージもある。

予測して準備
状況を客観的に把握
自覚して受け止める
対策を練る 又は時間の経過を待つ

2012年8月7日火曜日

切除か温存か

乳房温存手術後に、乳房内再発しやすい患者さんの特徴が明らかに

ここ数年、大きな乳がんに対しては、術前化学療法でがんを小さくした後、乳房温存療法を行うことが増えてきました。術前化学療法後の乳房温存療法では、通常の乳房温存療法に比べて乳房内再発率がやや高いとされています。一方で、乳房内再発のリスクが非常に高い場合は、乳房温存療法を行わない方が治癒率は高くなるという考えがあります。そこで、私たちは、術前化学療法を受けた後、乳房温存療法を受けた患者さん375名のデータを分析して、どのような患者さんが、乳房内再発を多く起こしていたか調査しました。

その結果、4年間の乳房内再発率は4.4%でした。乳房内再発を起こしやすかった患者さんの特徴は、
(1)エストロゲンレセプター陰性
(2)化学療法後がん病巣が複数残存
―であることがわかりました。

つまり、この2つの項目によって、乳房温存手術が適切かどうかを予測できることがわかったのです。 (以上の結果は、米国で毎年開催されているサンアントニオ乳がんシンポジウムで2011年で発表され、さらに、米国の権威あるがん専門誌「Cancer」誌に掲載されました)

乳がん手術後の肺転移では、肺病巣を切除することが適切かどうかを調査する研究

乳がん手術後に肺だけに転移した場合、その部分を切除する方が、治療効果は上がると考えられていました。しかし、多数の患者さんで検討された研究は、わずかしかありませんでした。

そこで私たちは、過去に乳がん手術を受けた後に肺転移し、肺転移病巣を切除した患者さん86名について、切除後の経過を診療記録から分析しました。

その結果、肺転移切除から5年後の生存率は67.1%と極めて良好でした。また、肺転移切除後の経過が良好であった患者さんの特徴は、
(1)乳がん手術から肺転移まで2年以上経っている
(2)肺転移の大きさが2cm以下と小さい
(3)肺転移を完全に切除できた
―でした。

この結果を踏まえて、乳がん手術後に肺転移した患者さんについて、切除する人としない人に分け、将来にわたって追跡調査して比較する、新しい研究を開始しました。 (この結果は、2011年のサンアントニオ乳がんシンポジウムで発表されました)

手指のこわばりが2年で、

下記ブログを読むと、2年ほどで起床時の手指のこわばりがなくなったらしい。わたしも治るかも。生理が止まってほぼ1年だからあと1年・・・、人にもよるだろうけど1日でも早く治るといいな。
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「ホルモン治療の副作用に変化が 2012/08/06」 から抜粋メモ

昨日ふと気付いた。起床時の手のこわばりがなくなってる! 起きる時に体も痛くない!

健康の人のそれと違い、一気にゼロになるのだから、 ひどい更年期症状のオンパレードだったけど、 女性ホルモンがゼロになって、もうすぐ2年、 その状態に体が適応してきたんじゃないのかな~と思う。

そうなると、またリュープリンを2年で終わらせるか、 もう1年継続するか、また迷ってしまうのだが・・・

2012年8月1日水曜日

抗がん剤は早期再発をおさえる事が得意、ホルモン剤は晩期再発をおさえる事が得意

掲示板「チームオンコロジー」 掲載日時:2012/07/31より抜粋

私の知る限りで、「抗がん剤による」術後治療を行う場合は、術後3ヶ月以上経過した場合、再発率などに影響するなど、開始時期に関するデータが少しはあります。ただし、それも確定的な事ではありません。

それに対して「ホルモン療法による」術後治療について、何ヶ月以上経過した場合、効果に差が出るとかいうデータはない様に思います。

(もし、これをご覧の専門の方で、「あるよ」という方がいたらご教示いただけますと幸いです。)

これは、術後治療として、抗がん剤とホルモン剤の意味合いが大分違う事が影響していると思います。抗がん剤は、数年以内の早期再発をおさえる事が得意で、ホルモン剤は数年以上たった晩期再発をおさえる事が得意です。そういう意味では、ホルモン療法の開始を数ヶ月開始を遅くしただけで効果に差が出る様には思えません。また、正確に言うと話しが別になるかもしれませんが、抗がん剤治療とホルモン治療の両方を術後に行う場合、ホルモン療法は、約半年の抗癌剤治療後に開始します。そういう意味では、7ヶ月という時間はそれ程関係ないのではないかと思います。

質の高いデータのない(もしくは私が知らない)中での話しなので、私見が含まれてしまい申し訳ありませんが、少しでもご参考頂けましたら幸甚であります。