2013年8月6日火曜日

転移・再発乳癌の治療戦略 ~より良い治療を目指して【乳癌学会2013】

転移・再発乳癌の病態は複雑で、薬物療法の選択肢も多い。現在、国際的なコンセンサスに基づくガイドラインを作成し、均てん化した治療を行うことにより、全生存期間(OS)の改善を目指そうという動きがある。この中では、ホルモン受容体(HR)陽性乳癌に対する内分泌療法の継続、周術期にタキサンを使用している再発症例へのタキサンの再投与(Taxane re-challenge)なども治療選択肢として考えられている。