2012年9月17日月曜日

閉経後転移性乳癌に対する次の内分泌療法


癌Expertsニュース
2012. 9. 17
非ステロイド型AI剤抵抗性閉経後転移性乳癌の次治療には高用量トレミフェンの方が良い可能性【ASCO Breast2012】

非ステロイド型アロマターゼ阻害剤(AI剤)に抵抗性となった閉経後転移性乳癌に対する次の内分泌療法には、ステロイド型AI剤よりも高用量トレミフェン(非ステロイド性抗エストロゲン剤)を投与する方が良い可能性が明らかとなった。日本で行われた無作為化フェーズ2試験の結果示されたもの。成果は9月13日から15日に米サンフランシスコで開催されたBreast Cancer Symposium 2012(ASCO Breast2012)で、熊本大学の岩瀬弘敬氏によって発表された。