2012年8月20日月曜日

増殖活性が低いLuminal Aでも再発リスクが高い患者がいる


乳癌は遺伝子発現解析によって4つのサブタイプに分類される。その中でLuminal type乳癌に対する術前療法としては、化学療法のエビデンスが多く示されているが、ホルモン感受性乳癌においては術前ホルモン療法による腫瘍縮小効果や乳房温存率の向上が報告されている。

しかし増殖活性が低いLuminal Aでも再発リスクが高い患者がいるなど、Luminal type乳癌はheterogeneityが高いことも明らかになりつつある。そのため、ホルモン療法だけでよいのか、化学療法を併用する場合の指標には何を用いるのかなど、不明な点はまだ多い。・・・全文を読む