2012年7月10日火曜日

NK細胞を乳酸菌が賦活化

TV番組「主治医が見つかる診療所」で、免疫力アップにはヨーグルト(乳酸菌)が良いとやっていた。わたしもプロバイオティクス ヨーグルトを食べているけど、約65g/日(450gを一週間で食べている)しかないから、約130g/日(450gx2ヶを一週間で食べる)に増やそうかな。基礎体温が36度以下だから運動もしなきゃな。

血液検査でいつもリンパ値が低い(↓画像)のがすごく気になってる。

免疫の正体とは

免疫の正体は、血液中のリンパ球。 例えるなら、ウイルスや悪い菌などと戦って倒してくれる、軍隊のようなもの。 そのリンパ球の約2割は、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)といい、お巡りさんの様に常に体内をパトロールして、ウイルスやがんをやっつける働きをしている。 しかしそのお巡りさん(NK細胞)は、歳をとると力が落ちる。 20代がピーク、50代で約半分、70代で約1/10になってしまう。

NK細胞は、免疫力のうちの約2割。 残りの約8割のリンパ球は、専門分野が決まっている。 予防接種は、軍隊を増やしている様なもの(特定の病気に対する免疫を増やしている) 私たちの体の中には、5000~6000個のがん細胞が毎日生まれている。 それをNK細胞が毎日倒してくれているので、がんにならない。

人の健康や若さに関する免疫力の、中心を担っているのはNK細胞。

免疫力測定方法

NK細胞は、血液中にいるので採血で免疫力を測定できる。 血液の中から取り出したNK細胞を、がん細胞と戦わせ、一定時間でどれだけのがん細胞を倒したかで測定する。

免疫力基準値(参考値) 18~40 (男性23~50歳、女性21~55歳の平均値から算出) ※約7割の人がこの基準値に当てはまる。

免疫は、バランスが大事だから、過ぎるのは良くないという意見もあるが、今回測定した免疫力は、がんに対する免疫なので、多いに越した事はないと考えられる。

免疫力アップには腸内環境がポイント

体内に取り込んだ、良い栄養や悪い細菌は、腸で吸収されるため、NK細胞は腸に多くスタンバイしている。 そのため、NK細胞の70%は腸にある。 腸には、NK細胞の強力なサポーターとなる乳酸菌がいる。 例えるなら、乳酸菌は居眠りをしているお巡りさん(NK細胞)を起こす、街の市民的存在。

善玉菌を増やすには、乳酸菌をたくさん摂る。 ヨーグルト、古漬け、ぬか漬け、キムチを食べるのが良い。

ヨーグルトの効果的な食べ方。 どれか1つの菌に決めて、毎日約100gを2週間食べ続ける。 排便がいい、食欲がいいなど、体調が良く感じたらその乳酸菌とは相性が良い。

免疫力を上げるには腸内環境を良くする。それには乳酸菌が大変有効

笑いで免疫力アップ

免疫力を高める笑いのポイントは、わざとでもいいから1日1回大笑いする事。 イメージとしては呵々大笑(大きな声でからからと笑う事) ウソでも笑ってると、楽しい気分になる。

人の健康や若さに関係する免疫力を上げるためには、1日に1度は大笑いをする事 オススメ免疫力アップ法

・スポーツ観戦 ⇒ スポーツを観る時のドキドキワクワクでドーパミンが分泌され、免疫力が上げる。 応援しているチームが勝つと、更に免疫力が上がるとか。

・闘争 ⇒ 戦いの時こそ免疫力が上がる。

・散歩30分 ⇒ 気持ち良く歩く事が1番いい。

・(時には)食事前に手を洗わない ⇒ 最近は衛生的に過敏になりすぎている。 時として、バイ菌をちょっと入れた方が、免疫力は元気になるのではないかと思う。

・自分の体をねぎらう ⇒ 科学的な根拠はないが、自分の体に感謝してあげる事、おだててあげる事がすごく大事。
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血液を採取するだけで免疫の状態の良し悪しがわかる「NK細胞活性検査」

定期的にNK細胞の活性度を調べ、いま自分の体ががんになりやすい状態なのか――を把握することで、がんの回避や早期発見に役立てることができます。「NK細胞活性検査」は、まさにそれを目的としたものです。

検査は血液の採取のみ。採血した5ミリ・リットルの血液はラボに送られ、その血液中に含まれるNK細胞の活性度が測定され、数値となって表されます。通常、健康な人の場合は「18-40パーセント」の基準値内に納まるが、これを下回る、つまり17パーセント以下となった場合、その人のNK細胞の活性度は低いと判断されます。免疫力が低い状態、つまり、がんや感染症のリスクが高いということになります。  検査費用は自由診療のため、全額自己負担で1回6,300円