2012年5月9日水曜日

リュープリンと関節痛

▼リュープリンを使った術後のホルモン療法についてお伺いします。 私は、2008年12月に、手術を行い、その後、2009年、1月9日に放射線の是非について、お伺いしたものです。今年の4月で、1年半リュープリンを注射してきたことになります。1回目の注射で、生理がまったくなくなりました。その後は、体の部位、とくに関節にまったく以前とは違う違和感が、起こっています(関節痛)。これらは事前に知らされていたことなので、自分なりに克服してきましたが、それでも今後の治療上に疑問が出てきたので、先生がたの考えを、お聞かせください。今1番気がかりなのは、昨年10月になって、普通に、腰をやや深く曲げる動作をしたところ、腰に痛みが出て、診断によれば、棘上靭帯炎(ヘルニアかも)と言われ、現在MRIの検査結果待ちです。 

強制的に、更年期になった場合、体の変化の予測がつきません。今後どのような予測不可能な事態が起きるのか、今はとても不安です。担当医がおっしゃるには、「リュープリンが原因ではなく、体質でしょう。」という返答しかされません。何が、いけなくて、何が、良いのか、教えてください。

これまで腰に大きな異常はなかったため、寝たり起きたりの生活では、とても苦しいです。場合によっては、今ここでリュープリンをやめようと思います。また、その後やってくる。内服薬にもたいへん不安を覚えています。これらについて、いろいろな角度から、今一度、やめるべきか、続けるべきか、先生がたのご意見をください。よろしくお願いいたします。

 |都道府県:京都府 |掲載日時:2010/04/16 19:18:50 |

▼リュープリンなどで卵巣機能を抑制すると閉経後状態になります。これによって関節痛がでる患者さんは結構いらっしゃいます。 ただ、椎間板ヘルニアや、なにかの炎症のような日常生活に支障がでるような強い腰痛が、開始後1年半でおきるかは、あまり聞いたことはありません。関連性がありえるかは、みている先生がたで判断いただくことが必要です。

 通常、日常生活に支障のある副作用がでる場合は、その治療をやめて、変更する理由になります。 ホルモン療法に関しては、ぜひ主治医先生にリュープリンをやめた場合のオプションをもう一度詳しくお聞きになってみてください。 一般的に閉経前の患者さんにお願いする術後ホルモン療法は 1)タモキシフェン5年 2)タモキシフェン5年と一緒にリュープリンやゾラデックスなど2-3年(基本的な期間として) がガイドラインなどに記載があるものです。

 |都道府県:東京都 |掲載日時:2010/04/18 22:30:18 |