2011年6月22日水曜日

好中球減少

抗がん剤の影響により、骨髄(血液を細胞を造っているところ)が影響を受け、血液の中の白血球、赤血球、血小板が低下します。

白血球の中の好中球は病原菌と闘う役割がありますので、これが減少すると、病原菌に十分抵抗できず、肺炎など感染症を起こすことがあります。しかし、好中球が減少しただけでは、特に何か症状があるわけではないので、それほど神経質になる必要はありません。

好中球は、一般に抗がん剤使用開始後7~10日で減少し始め、10~14日くらいで最低値となり、3週間ほどで回復します。


<参考> FEC副作用

吐き気:当日~5日目
だるさ:7日目~
骨髄抑制:10日目~14日目
脱毛:3週間目


<参考> 免疫力をアップするバナナ

熟したバナナには、免疫力を高める効果があるようです。 帝京大学の山崎教授によると、購入後一週間ほど経過したバナナを食用した人は、初日のバナナを食べた人に比べ白血球が約5倍も増加していました。また、生理活性物質も購入後4~6日で最も増加していたそうです。