2011年11月28日月曜日

白衣姿で「医療再生を」 東京で医師ら大規模デモ

2011.11.20 18:03 産経ニュース

東日本大震災の被災地医療再生に向けた対策の早期確立や、医師不足の解消を国に訴えようと、白衣姿の医師・歯科医師約800人を含む約2500人(主催者発表)が20日、東京都心をデモ行進した。

全国医師ユニオンによると、こうした医師たちによる大規模なデモは極めて珍しいという。

東京都千代田区の日比谷公園から銀座を抜け、東京駅近くまで約2キロを「地域医療を守れ」などと書かれたプラカードを掲げて歩いた。

宮城県塩釜市の病院から参加した医師、藤原大さん(35)は「震災で東北地方の医療機関は大きなダメージを受け、深刻な状態になっている。現場の医師が声を上げることで、国民に関心を持ってもらえればうれしい」と話した。