2011年10月25日火曜日

アピタル乳がん夜間学校『乳がんの薬物療法(ホルモン剤)について

“アピタル乳がん夜間学校『乳がんの薬物療法(ホルモン剤)について”、をYouTubeで見た。私が疑問に思っていたことも取り上げられていて、とても参考になった。

私の場合、乳癌再発予防というベネフィットと、骨粗鬆というリスクを考えると、タモキシフェンがいいんだろうな。あと、悪性度グレード3だし3個といえどもリンパ節転移があったので、LH-RHアルゴニスト製剤と数年の併用が望ましいのかもしれない。

「アロマターゼ阻害剤」(抗エストロゲン剤よりベネフィットが高いが骨粗鬆のリスク有り)と「LH-RHアルゴニスト製剤」という組合せは、従来の組合せと比べて予防効果が高くなるわけでは無かったという治験があるみたいで、だったら骨粗鬆という副作用がない従来治療のほうが・・・ということになっているみたいだ。

50歳以降だと太っていると脂肪からのホルモン分泌が多くなりホルモン受容体陽性の乳癌になるリスクが高くなる。20歳の時に痩せていると乳腺が十分に発達しないのでホルモン受容体に依存しない乳癌になるリスクが高くなる。