2011年12月20日火曜日

再発からの全生存期間は年々延長している

使える薬剤が増えるにつれ、再発後のOSは年代を追うごとに長くなっている(グラフ)。そして今後も治療成績は向上していくだろう。
再発乳がん患者834人を再発時の年次で5グループに分け、全生存期間を比較。再発時の年次が最近のものほど全生存期間は長い。「初期治療後の定期検査を行っていない米国でのデータなので、これはリードタイムバイアスではない」(岩田氏)。(データ:Cancer;100:44-52, 2004)