2011年12月9日金曜日

放射線治療を受けるか否かで参考になったブログ

部分引用メモ

(レディオ)放射線治療の為の相談
作成日時 : 2011/11/25 09:08

Dr.Pはキャリアウーマンという感じの女性です。J先生も同じ世代だと思うけど、J先生はちょっとぽっちゃりしていてなんか憎めない感じの愛嬌があるんです。P先生は細身の先生。なのでキリリという印象。

でも話していると茶目っ気たっぷりなので、とても好感が持てました。

さて、話の内容ですが
「まずは、貴女は放射線治療を受けたいですか?今現在、癌があると言う結果がある訳ではないのですから、必要がないと言えば必要がないと言えるので、貴女が放射線をしたくないのなら、しなくても言い訳です。
これは患者さんによるんです。『可能性のある治療を受けたい。出来るだけのことをしてください』と仰る人もいれば『必要のないことをあえてする必要はないのでしたくない』という患者さんもいるのです。」

ごもっともだよね。要は自分の選択だわね。なんかとってもすっきりです。

「先生、今の私の癌は確かに切り取られました。が、J先生にも質問しましたが、私の癌はグレード3の活発な浸潤癌な訳で、もしかしたら既に細胞レベルで胸筋の方に癌がこぼれ落ちている可能性があるということなのですよね?ですから先生方は全摘をした私に、まだ放射線を勧めるという風に理解していいですか?普通は全摘をすると放射線をかけないものですよね?」
「そうですね。そう言うことです。貴女の癌の場合は癌細胞から出ている血管の中に癌細胞が認められたので、念のためとはいえ放射線をする方が、再発のリスクをさらに70%程落とせるという訳です。」

確率の問題。妊婦の時もこんなことあったなあ。娘のとき。血液検査で出たダウン症の確率、更にスキャンで出た確率をかけて、さらに羊水検査で出た確率をかけていく。

今回は再発の確率を100%で例えたとすると、そこから手術で切り取った再発を減らす確率と抗がん剤で再発を減らす確率を引き、更に放射線で再発を減らす確率を引き、更にホルモン剤で確率を引き、おしまいに卵巣を切り取って(これは母からの遺伝子の問題)更に再発の確率を下げる。。。

ここまでしても、もしかして私の癌には抗がん剤が効かないで打ち損(爆)、ホルモンだって完全な陽性という訳ではない(+と++)から効かないかもしれない。放射線だって同じこと。

この事実を受け止めた上で「そんなの治療のし損じゃない。やるのは無駄」と考える人もいれば「やらなくて後悔するより効かなくても治療を受けた方が良い」と考えるかは人によってなんだと思う。

しかも、この確率って言うのがまたくせ者で、P先生が言った70%ということを全体で70%と受け取る人がいるんだろうなあ。そうじゃなくって手術で減った確率、抗がん剤で減った確率をのぞいたリスクの中のうちの70%なのよね~。

まあ、私は出来ることは何でもします派なので、勿論喜んでフルコースをします。それでもまだリスクが残ることも了承の上でです。
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病理結果と治療経過を見ると私と似ているので考え方の参考にさせてもらったブログからの部分引用メモ。最初に読んだとき(11/25)はスルーしてしまったけど、今改めて読み直すと、彼女の場合はステージⅡaつまりリンパ節転移は無かったから当然のような気もするけど、胸壁での局所再発率を減らすための治療なので領域リンパ節への照射は無いみたいだ。

私の治療にあたってくれている放射線治療部の専門医がおっしゃっていたように、病院ごとドクターごとに、グレーゾーンにおける放射線治療には様々な方針があるんだな。今のところは「神のみぞ知る」だ。