2011年12月14日水曜日

乳房のリンパの流れ

脇の下のリンパ節と鎖骨上のリンパ節では転移リスクが違うことを把握していなかったので、ちょっと調べてみた。で、私の場合は鎖骨上リンパ節に微小転移している確率は少ないと思った。鎖骨上リンパ節は正面から照射するしかないっていってたから、正常細胞への負担も大きいわけで、私の場合はベネフィットとリスクを天秤にかけたら鎖骨上リンパ節には放射しないのが無難だと感じた。鎖骨上リンパ節に放射線をあてなくて良かった。
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乳房のリンパの流れは80パーセントが脇の下(腋窩)リンパ節に流れます。ですから、乳房内のどこにがんがあっても、腋窩との距離に関係なく、腋窩リンパ節が最も重要なポイントです。残る20パーセントは乳房内側のリンパの流れは傍胸骨リンパ節に流れ、乳房内側のがんの場合こちらが問題になります。
1腋窩リンパ節 2鎖骨下リンパ節 3胸骨傍リンパ
4胸筋間リンパ節 5鎖骨上リンパ節 6乳房傍リンパ節
乳腺所属リンパ
1腋窩リンパ節
(えきか) 1腋の下のグリグリと俗称されている部分 1へは乳房から直接流れる経路がある
2鎖骨下リンパ節
(さこつか) 2鎖骨(横に走っている骨)の下の部分 *2と5から上へは流れにくい
3胸骨傍リンパ節
(きょうこつぼう) 3胸骨(両乳房の間の部分の骨)のまわり 3から5へ流れる経路
4胸筋間リンパ節
(きょうきんかん) 4大・小胸筋(乳房の直下)の筋肉 4から2を介し5へ流れる
5鎖骨上リンパ節
(さこつじょう) 5鎖骨の中央から頚の付根に向かう 5(ここから静脈へ流入)
6乳房傍リンパ節
(にゅうぼうぼう) 6乳腺組織の直下に(傍ら)にある 6から1経由2を介し5へ
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