2011年8月2日火曜日

鼻毛の脱毛と「夏型過敏性肺炎」

鼻毛が脱毛したからか、それとも気のせいなのか、空気が不味くて吸い難い(表現がおかしいけど、そう感じるw)。外出時だけでなく、室内でもマスクを付けてみたら、暑いけど快適♪な気がする。白血球減少期の二週目だけ、自宅でもマスクをすることにした。

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真菌等のカビによる肺炎

免疫力が低下した時に起こりやすい。強力な抗生物質の治療を長い間続けた時などにも細菌はなくなっても逆に真菌が繁殖して発病することがある。(菌交代現象)アスペルギルス、カンジダ、ムーコルなど。

最近注目されているものに「トリコスポロン」というカビの一種によってアレルギーを起こす「夏型過敏性肺炎」がある。高温多湿の夏に家の中で増殖するトリコスポロンというカビが引き起こす。湿度が高い台所の流しの下などが特に繁殖する。主婦は特に注意。吸い込んでアレルギー反応を起こす。

最初は咳や痰・発熱などの軽い風邪のような症状で始まり、放置すると息切れ等が出る。カビから離れると自然と軽快する事が多いが、環境が変わらない限り、毎年5月~10月にかけて同じ症状がぶり返す特徴がある。このアレルギー性肺炎にかかっているの気づかず何年も放置しておくと肺が繊維化するので怖い。

診断は抗体検査、CRP、白血球等の炎症反応検査、胸のX線、肺活量などによる。この病気が疑われたら抗体検査をして貰おう。治療は対症療法としてステロイド剤が主に使われる。入院して家から離れて治療することも多い。

家からカビを除去するために、徹底した大掃除と場所に応じた消毒、さらに日当たり、通気を良くするリフォームをします。日常の注意として、エアコンや加湿器の使い始めには必ず掃除をする、部屋の換気に努める、枕を干す、カビの多いところでの作業は必ずマスクをする等がある。

☆カビ対策:部屋の換気と掃除をこまめにするのが効果的。カビが出たらカビ取り剤を使用(使用上の注意を厳守)。

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肺炎の予防
  • インフルエンザワクチンを接種し、風邪やインフルエンザに罹らないこと。特に、高齢者はインフルエンザの後肺炎に移行しやすい。
  • 肺炎球菌ワクチンを接種すること
  • 歯と歯茎をよく磨くこと。やわらかい歯ブラシで歯と歯の間や歯茎を磨く。舌を磨くと尚良い。歯磨きを1日5回すると肺炎のリスクは1/3に減ると言われる。
  • 体力、免疫力をつける
  • 肺炎予防呼吸法:(CBC放送「カラダのきもち」より)> 原因菌が棲みつかないように、肺の状態をきれいに保つことが大切です。肺を全部使って肺の空気を入れ替えましょう。
(1)口をすぼめ、肺の中の空気を全て出し切ります。
(2)ゆっくりと鼻から息を吸い、吸えなくなったところで3つ数えます。(3秒止め)
(3)もう一度口をすぼめ、息を静かに出し切ります。 
これを3セットずつ、朝晩行います。この運動をやって咳き込む人は呼吸器の病気がなにか隠れているかも知れないので医師に相談。