2011年7月20日水曜日

再発予防ゾメタ

ホルモン療法が始まったら予防ゾメタをやりたい気がするけど、可能なのかな?、混合診療になっちゃうのかな??? まだ時間があるから、これから調べてみよっと。

◆追記: 予防ゾメタは閉経前の私には効果が無いっぽいので、受けないことにした。 →「ゾメタ

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前のほうの書き込み内容をFAXをして千葉の先生に聞いて見ました。

その先生が言うにはゾメタをやるには手術後2年以内に開始が望ましいと思うが、2年という数字に明確なエビデンスはない。3月に1回の投与にした理由は日本人女性は欧米人よりホルモン療法で骨粗しょう症になりやすいからだそうです。
by 2ch  2010/03/08(月) 23:04:48

ところで質問。
ゾメタを予防目的で使う場合、有効とされている回数と期間、金額を教えてください。調べてもいまひとつはっきり分かりません。
by 2ch 2009/09/17(木) 12:29:58

いま公式に存在するデータは、半年に1度を1年(つまり2回)で、5年再発率を相対比で30%減という試験結果だけ。

一般的には投与回数が増えればそれだけ効果が増すが、本当に効果が増加するかあるいは半年に1度で上限値なのかは、全く不明。そもそもまだ試験中のものなので、用法用量等は誰も判らないというのが正解。

半年に1度投与を2回で、5年再発リスク30%減の期待値があるということを元に、あとは何回増やすか、どれぐらい頻度を縮めるかは自己判断。

金額は「ゾメタ、薬価」あたりで検索すればでてくるが4mgで38,321円。体重、体表面積無関係に1回投与量が4mgなので、これがそのまま薬代。保険適用外なので、プラス注射料なり診察費も保険適用外で支払うことになり、しめて1回4~5万円。自己判断で投与間隔を短くするなら、最短4週おき。
by 2ch 2009/09/17(木) 15:39:30

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【ASCO】ゾレドロン酸がホルモン療法と併用で閉経前乳がん患者の再発を抑制

骨転移を抑制するビスホスホネート製剤であるゾレドロン酸が、手術を受け、卵巣抑制療法、ホルモン療法を受けている早期の閉経前乳がんの再発リスクを低減させることが明らかとなった。エストロゲン受容体もしくはプロゲステロン受容体陽性の患者を対象に行われた多施設フェーズ3臨床試験ABCSG-12の結果示された。成果は5月30日から6月3日にシカゴで開催されている米国臨床腫瘍学会(ASCO)でオーストリアMedical University of ViennaのMichael Gnant氏によって発表された。

フェーズ3臨床試験の対象は、原発巣を手術で取り除かれ、リンパ節転移が10個以下の1期または2期の乳がん患者で、LH-RHアゴニストであるゴセレリン(3.6mgを28日おき)を投与され、卵巣抑制を受けている1803人。ホルモン療法であるタモキシフェンかアナストロゾールのいずれかとゾレドロン酸投与の有無で、患者を4群に分けた。タモキシフェンは1日当たり20mg、アナストロゾールは1日当たり1mg、ゾレドロン酸は6カ月おきに4mgを投与した。試験の主要評価項目は無病生存期間(DFS)、副次評価項目は無再発生存(RFS)、全生存(OS)、安全性とされた。治療期間は3年間だった。

試験の結果、フォローアップ期間中央値が60カ月で、全体では5年DFSが94%、5年全生存率は98.2%だった。ホルモン療法にゾレドロン酸を加えた群は、ホルモン療法のみの群に比べて、DFSのハザード比が0.643で、再発のリスクを36%低減させることが明らかとなった。RFSのハザード比は0.653、全生存のハザード比は0.595だった。一方、タモキシフェンとアナストロゾールの間にはDFSで有意な差はなかった(タモキシフェンに対するハザード比は1.096)。RFS、OSにも差はなかった。4群とも治療には十分に耐えることができ、予想外の副作用はなかった。

ゾレドロン酸のメカニズムについて研究グループは、直接的な抗腫瘍活性と免疫の活性化が働いていると考えている。
by がんナビ 2008年6月3日