2011年7月28日木曜日

FEC100/3クール目直前の血液検査結果




・肝機能値が良くない(薬害) 様子見
・白血球数が高い 肝機能のせい?
・赤血球数が低い この程度ならOK
肝機能関連の数値が基準外になったのは今回が初めてだけど、今までの血液検査の数値経過を見ると、徐々に機能低下していたんだな、と思った。2クール目より3クール目のほうが副作用が若干強めに感じるのは、肝代謝機能が落ちているせいなんだな。

今は調子良い腎臓機能関連の数値だけど、その経過にも注視しておこっと(当たり前だけど)。腎臓まで弱っちゃったら浮腫んじゃうもんね。2クール目から抗がん剤投与から数日間に浮腫みがあるのは、肝代謝が落ちたせいで腎臓からの排出が滞っているからなんだろうな。

白血球の数値が高いのは何故かな? グランシリンジ75だって打っていないのにな・・・ 肝機能が落ちているから? いやいや慢性炎症(「夏型過敏性肺炎」、歯肉炎?)の可能性もありなのかしらん?

抗がん剤直前の血液検査の内容は、肝臓と腎臓(No.1 - No.18)、腫瘍マーカー(No.21 - No.22)、血液(No.23 - No.36)といったところなんだ!、と今更ながら再確認。自分の症状と照らし合わせると、色々と納得できる。

参考になったサイト:『がん医療相談』 抗がん剤による腎臓,肝臓異常 2006年06月18日

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◆追記2011年8月22日: :癌化学療法中に生じる肝障害

肝機能障害が症状として現れる前に発見するためには,現状では頻回に検査 ( 採血 ) するしかありません。

肝機能障害がひどいときには薬剤投与量が調整されます。一般的にはビリルビンの値が投与量の調整の目安になります。

→総ビリルビンの値は正常値だな

AST ( = GOT ) や ALT ( = GPT ) の上昇は肝臓の細胞が壊れていることを示す指標であり,肝臓の機能の指標ではありません。

→そ、そうなのね。ASTとALTが上昇してるけど、機能障害ではなかったのね~

一方でビリルビンは「肝臓のビリルビン処理能力」 =「肝臓の機能」を示しています。またヘパプラスチンテスト,プロトロンビン時間などのは肝臓で作られるタンパク質により数値が影響されるため,「肝臓のタンパク産生能力」 = 「肝臓の機能」を示す指標になります。

ADR,DNR,VCR,MIT,ビンブラスチン ( VBL,エクザール ),パクリタキセル ( paclitaxel,タキソール ) などの薬剤は,肝機能障害 ( ビリルビン > 1.5mg/dl ) があるときには減量して投与されるのが一般的です。